宇治上神社

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宇治上神社

宇治上神社は石畳が続く「さわらびの道」途中の山裾、ひっそり開かれた門が佇む。境内には本殿と拝殿のみ。
周りの自然への余の溶け込みように少し戸惑うが、ここ「宇治上神社」は近隣住民のお散歩コース兼、歴としたユネスコ認定の世界遺産なのでご安心を。その本殿は3つの内殿をしなやかなカーブの流造り・檜皮葺きの屋根で覆った珍しい構造で、実質的には直接目に触れない中の三殿こそ本殿と呼ぶべき。
2004年に実施された年輪調査で証明されれた、日本最古の神社建築のお墨付きである。
さらに、拝殿は鎌倉時代の住居建築で、こちらも現存する寝殿造りでは最古のもの。いずれも神社という日本特有の建物であるがゆえ、必然的に日本最古=世界最古という図式になる。歴史的価値がありながら、自然体の気さくな雰囲気こそ宇治上神社。

宇治上神社の見所
明治維新までは「宇治神社」とあわせて「宇治離宮明神」とされていたが、起源は不明。藤原頼通が建立した「平等院」の鎮守社であり、境内の春日社に藤原一族の守護神を祀るなど、藤原氏との縁が深い。
平安後期の神社建築の本殿、鎌倉前期の寝殿造りの拝殿は建築的価値も高い。

宇治上神社ウォッチング
宇治上神社の本殿から見えている部分は実は覆屋。中にある3棟の内殿こそ、最古と認められた建物なのだ。その三殿に祀られている天皇ファミリーには、切な~い皇位継承秘話がある。
父・応神天皇の寵愛を受け次期天皇にたてられた莵道稚郎子(うじのわきいらつこ)は、兄(後の仁徳天皇)が皇位を継ぐべき!と主張。
3年に渡る譲り合いの末莵道稚郎子は自ら命を絶つことに。格子を覗くと、昔々のドラマが見えてくるかも。

宇治上神社寝殿造り拝見
鎌倉時代前期に建てられた拝殿は、平安時代の寝殿造りで貴族の邸宅の構え。廊下はすぐ上がれそうだし、前後の扉の開放時は拝殿の正面から奥の本殿まで筒抜け。
が、いくら開放的だからといって、拝殿通り抜けて本殿へ...なんて失礼なことのないように。

宇治上神社の宇治七名水
、うろ町時代に作られた宇治茶の宇治七名園に伴い、茶に欠かせない水にも宇治七名水が定められた。うち、六名水は枯れてしまったが、この桐原水こそ今も清水が湧き出る最後の一つ。持ち帰りは自由だが、生水は危険!必ず煮沸して飲みましょう。

参考になるサイト
宇治上神社【日本の世界遺産】

宇治上神社Ujikamijinja
宇治市宇治山田59 ℡0774-21-4634
拝観時間 9:00AM~4:30PM
拝観料 境内拝観自由

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