「清水の舞台」で有名な本堂は、征夷大将軍・坂上田村麻呂の寄進。十一面千手観音を祀る、幅約36mx奥行き30mx高さ約18mの立派な仏殿の贈り物だが、、決して無駄な出費じゃなかったはず。
当時、出世街道を歩いていた田村麻呂は一度も落ちぶれることなく、死後なお天皇から従二位の位階を送られた。それもこれも、夫婦で帰依していた清水観音のおかげ!?
清水寺の今の本堂は徳川家康による再興で、世界中から「舞台」ねらいの観光客があつまる。その人気たるや、あまりに大勢の人が歩きすぎて総桧の床の厚みが薄くなったほど!だが王道の「舞台からの眺め」や奥之院からの「舞台の斜め45度の横顔」で満足するのは大間違い。
時間、場所、角度の見方により変わる表情に気付いているだろうか。
まだ知らない「清水寺」知りたくない?
清水寺の見所
奈良時代末、この地で音派の滝を発見し修行中の延鎮上人と出会った坂上田村麻呂(さかのうえたむらまろ)が、本堂を寄進建立したのが始まり。後、音羽山と号し西国観音霊場三十三カ寺第十六番札所となった、清水観音や三面千手観音などを祀る観音信仰のメッカ「清水の舞台」の知名度は世界レベル。
清水寺の梁
清水の舞台は、本来、観音様に能や踊りを楽しんでもらうためのもの。
総檜板張りの懸造り(かけづくり)で、舞台を支える梁は最高12m強の巨大な欅(けやき)の柱。
舞台上から覗くだけではなく、下の小道から見上げて観音信仰ならではの贅沢な造りを確認しよう。
また、春・秋に行われる夜の特別拝観(参拝料別途、開催日時は要確認)では、本堂や三重塔などの伽藍がライトアップされる。夜の顔も魅力的。
清水寺は夕焼けのメッカ
丹塗りの極彩色文様が「施された西門。現在は柵にかこまれているが、江戸時代には夕日がきれいに見える絶景スポットだった。
加えて、西の方角にあるとされる極楽浄土を拝める縁起付き!
清水寺の境内といえどここは拝観受付の外。
「清水寺」の拝観後でも戻れる位置なので、例え柵越しからでも極上の夕焼けが拝める。
清水寺で稀代のの大男弁慶へ挑戦
清水の舞台へ続く通路には、武蔵坊弁慶が使ったとされる大小の錫杖と下駄がある。持ち上げることができるとご利益があると云われ、世界中から力自慢の挑戦者が続々。
しかし小錫杖は1.76mで14kg、2.6mの大錫杖はなんと90kgも!
最初の挑戦にして早くも難関の場所である。
清水寺のアイドル観音
奥之院裏にひっそりと佇んでいるのが、濡れ手観音。音羽の滝の水源真上に湧き出ている金色水をかけると、煩悩や罪が洗い流されるそう。
また、水をかけているときに観音が笑っていたら幸せになれるとの言い伝えもあり。そのスレンダーでかわいい容姿は、観音信仰の場である清水寺のアイドルとも言える存在。
清水寺を体内へ
清水寺開創のきっかけであり、寺名の由来にもなっている音羽の滝から流れる3連の清水は、「金色水・延命水」と呼ばれている。
飲んで身を清めたり願い事をしたり、料理につかったり...。
実は日本十大名水に数えられるほどの歴とした清水で、持ち帰りも可。ただし春と秋の繁忙期は行列必死。
清水寺ツアー最後のチャレンジ首振り地蔵
最後のチャレンジは、境内外の善光寺にて。
首振り地蔵の首を願い事のある方向に向くように回して祈願すると、その願い事を叶えてくれるとか。
当のお地蔵さんからのリクエストはただ1つ...「やさしく回して」。
本気の方は、方位磁石と地図を持参で。
これにて清水寺ツアーの全工程終了、リベンジの方いつでもお待ちしております。
清水寺の大晦日・初詣
大晦日に行われる「除夜の鐘」撞きは特別編。
しかも、限られた人にしか挑戦権は与えられない予約制。12月25日から整理券が配布され、2人で一回撞くことができる。1年の煩悩を吹き飛ばし、きれいな身体で新年を向かえ初詣に挑もう。
| 清水寺Kiyomizudera | |
| 東山区清水1 ℡075-551-1234 | |
| 拝観時間 | 6:00AM~6:00PM |
| 拝観 | 一般300円 中学生以下200円 |