金閣寺 【世界遺産 日本】

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金閣寺【世界遺産 日本】

金閣寺イメージ金閣寺を立てたのは足利義満武家の政治を確立した頃の足利義満は日本で一番スゴイ男だった。
ほしいものはみんな手に入れ、後は陰で政権を操りながら余生を楽しもうか。そんな時に立てたのが北山殿である。悠然と輝く金閣寺は、現代人もびっくりする派手さ。

けれど、よく見てみると金箔を貼られているのは2層、3層のみで、初層は地味な感じである。
実はコレには意味があって義満は各階をどうゆう様式にするかで自分の中の序列を、極端にあらわしていたといわれている。

義満が極楽をイメージして造営した巨大なお屋敷は、公家と武家の文化が重なりあう北山文化の象徴。金閣寺イメージ


没後に寺院となり、シンボルの金閣は昭和25年の放火で焼失の憂き目に遭ったが、昭和62年の修繕時には金箔が5倍の厚塗り顔で戻ってきた。転んでもただでは起きない金閣寺

金閣寺に帰依する禅は最上階
金一色のお堂にしか見えない「金閣寺」は、実は3部構成。初層は貴族好みの寝殿造りになっている。驚くのは、貴族の住まいを意味する寝殿造りが一番下という事実。天下を治めた義満は、貴族を自分より下に見て、自らが帰依していた禅宗フロアは最上階にもってきた。いつの時代も、エライお方を見晴らしのいいところにお通しするのです。

金閣寺の見所
臨済宗祖国寺の禅寺。応永4年(1397)、足利義満が公家の山荘を譲り受け北山殿を造営したことに始まる。義満没後に「鹿苑寺」の名称になり、「金閣寺」は俗称。
金閣(舎利殿)は初層の法水院(ほうすいいん)、二層の潮音洞(ちょうおうんどう)、三層の究意頂(くっきょうちょう)という建築様式の異なる三層の楼閣で室町文化の象徴。

知っとこ金閣寺
一階:寝殿造り
義満を祀る法水院、平安貴族の住居のつくりで、池に浮かべた船もつけるようになっている。

2階:武家造り
内部は仏間ともう一間。武家書院造りは潮音洞と呼ばれる。岩屋観音と四天王を安置

3階:仏殿造り
究きょう頂と呼ばれる禅宗様式の層。上部が曲線の花頭窓が象徴的。仏舎利を安置する。

金閣寺の方丈そばの五葉松、西方浄土の案内舟
方丈の北側にある書院の庭には、京都三松の一つに数えられる五葉松が植わり、一説には、盆栽だったものを義満自らが移植したと伝わっている。この松には「陸舟の松」という名前があり、いわれて見れば舟の形に見えなくもない。帆先が西をさすような枝ぶりに育てたのは、西方浄土へ向かっている舟に見立てたからだとか。屋敷内の松にさえ極楽を絡めるとは、相当な願いである。

金閣寺の鳳凰
鳳凰は中国の伝説の鳥で、気高いお姿から想像できる通り、
瑞鳥として日本に伝わっている。
西方浄土を映した「平等院」阿弥陀堂に二羽が降り立っているのは
わからくもないが、金閣はもともと釈迦の骨を安置する、どちらかと言えば
落ち着いた印象になるはずの舎利殿である。
金色コーティングだけでもド肝を抜かれるのに、その頂に鳳凰とは。
義満のゆるぎない独自の路線を感じます。

金閣寺の曇らない大きな鏡鏡湖池
「金閣寺」が彼岸の具現といわれんがら、同じ目的の「平等院」
とすぐリンクしないのは、その規模があまりに違うためである。
金閣の前に広がる鏡湖池(キョウコチ)の広さは、6,600㎡。
この池を中心に池泉回遊式、船遊式庭園が広がっている。
義満は、島と諸大名が献上した石などを配し、池の景観を完成させている。
金閣の美しさを最大限引き出す鏡湖池は、日本の宝にとって必需品なのだ。

金閣寺境内の絶景茶室の夕佳亭
禅と茶道はワンセット。臨済宗の「金閣寺」にももちろん
時代の名作茶室が残っている。
夕佳亭は、義満がなくなって200年以上たった
寛永元年(1624)、当時の住持が後水尾上皇を迎えるために造らせたものだ。
安民沢(あんみんたく)の東側の小高い場所から見る金閣は、夕日に映えて
特に美しいという意味からこの名前が付いたといわれる。
現在の建物は明治期の再建、平成9年に解体工事もうけている。

金閣3層目からの眺め
金閣の3層目から見う眺望は、往時とそうは変わっていない。
池を囲む植え込みの向こうは遮るもののなうい空。
邪魔なものが何一つない眺めは、当時の義満の立場そのものとも
いえるのではないか。
池に目をやれば、大名達が義満様へ、I like youの気持ちを託して
届けた石が浮かんでいる。
一度据えたら一生ものの石はどれも立派。
辛口の滝沢馬琴でさえ「いい石があるな」と思わずほめている。

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金閣寺のオフィシャルサイト
http://www.shokoku-ji.or.jp/kinkakuji

金閣寺(鹿苑寺)Kinkakuji
北区金閣寺町 ℡075-461-0013
拝観時間 9:00AM~5:00PM
拝観 一般400円
小・中学生300円

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