神話の舞台でもある京都最古の神社なだけあり、神秘の社というイメージが強い「上賀茂神社」。が、なんと。3年前から通常は立ち入れない神域、国宝の本殿と権殿が連日特別公開されているという。
それも神職のアテンド付きで。
とはいえ、神様が実際に祀られている本殿はやや見えづらい造りになっているため、本殿と並んで建ち、かつまったく同じ造りの権殿が主な鑑賞ポイントとなる。
説明を受けながらじっくり鑑賞してみると、コレが実に興味深い。同じ社殿が2棟ある理由や21年に1度の「式年遷宮」のこと、社殿にこめられた古人の知恵、そして悲しいかないまや廃れつつある日本人の豊かな精神性に気付かされるのだ。
神様にお近づきできる絶好のチャンス。縁あって巡ってきたこの機会に、その風雅な姿を目に焼き付けよう。
上賀茂神社の見所
正式名は「賀茂別雷神社(わけいかづちじんじゃ)」。その名の通り、雷の神威によって約を祓い、都の鬼門を守る社として平安時代から信仰を集める。対社「下鴨神社」の糺の森に対し、一ノ鳥居をくぐれば広大な芝生の馬場!
5月5日の賀茂競馬や10月の笠懸神事など馬との縁が実に深い。
上賀茂神社は外国人熱烈歓迎
特別公開の所要時間は30分ほど。少人数なら事前予約は要らないので気軽に参加したい。外国人観光客にはなんと、英語で説明、と世界遺産きっての国際派ない一面も。受付は10:00AM~4:00PM(土・日・祝~4:30PM、5/5&9~17は休み)。初穂料=大人500円。
上賀茂神社の立砂
境内でも一際異彩を放つ、摩訶不思議な円錐形の物体...。神職が4時間もかけ形成するこの巨大な砂アートの作品名は「立砂」。かつて神が降臨される際の目印として使われていた神木の名残で、立砂の先端には2本と3本の松葉がそれぞれに刺さっている。
対になっているのは神社と縁の深い"陰陽道"の思想から。「浄めのお砂」として500円で授与。
上賀茂神社の名工芸
この度、約200年ぶりに江戸から里帰りした別名賀茂人形とも呼ばれる「木目込み人形」。
上賀茂神社の宮大工、高橋忠重が余った神殿の木材や神主の衣装の切れ端をリサイクルして制作した木彫りの人形で、上賀茂神社発祥の伝統工芸とされる。現在は高倉殿でも展示中。
上賀茂神社の名工芸
参考になるサイト
上加茂神社【日本の世界遺産】
上賀茂神社のオフィシャルサイト
http://www.kamigamojinja.jp/
| 上賀茂神社Kamigamojinja | |
| 北区上賀茂本山339 ℡075-781-0011 | |
| 拝観時間 | 楼門内の参拝 8;00AM~4:00PM (土日祝~4:30PM) |
| 拝観 | 境内参拝自由 |