日本仏教の母山である山寺「比叡山延暦寺」。
主に東塔・西塔・横川の三塔からなり、京都の鬼門を封じる為に創建された。が高名とはいえ、ここは標高850mの山深い比叡山。
境内で受ける「混んでるなぁ」という印象は、ちょっと不思議である。これほどコンスタントに人を集めるのは、あたかもサッカーや野球のオールスターゲームの如し!?
などと例えてみれば、伽藍の面子もスターぞろいで生え抜きの選手の瑠璃堂イケメンの弁財天社、不動のエース根本中堂・・・。
するとサポーターは参拝者、シンボルは「不滅の法灯」というところか。
このチーム、いや寺が焼亡&再建を繰り返しつつも存続の危機を乗り越えてこられたのは、創始者・伝教大使の教えを今も強く受け継いでいるから。不屈の軍団「延暦寺」の活躍、拝みにいかない。
比叡山延暦寺の見所
天台宗総本山で、標高848mの比叡山全体を寺域とし東塔(とうどう)・西塔(さいとう)・横川(よかわ)の3塔からなる。
延暦4年(785)、最澄がこの地に籠もり修行、同7年一乗止観院を建立したのが起源。法然らの一宗の開祖や名僧を数多く排出した日本仏教の母山。杉木立や紅葉など豊かな自然も魅力。
比叡山延暦寺の千日回峰行
文字通り1,000日をかけ、比叡山の峰々を橋って礼拝する「千日回峰行」。
想像しただけで遠慮したくなるが、重要なお堂が集う東塔を散歩気分で参拝するならどうだろう。
根本中堂で伝教大師自作の薬師如来に健康を祈願し、学業にきく文殊菩薩を祀る文殊楼へ。三面大黒天が本尊の大黒堂では商売繁盛や出世のご利益をゲット。
一巡りでもれなくご利益付き!?
比叡山延暦寺の不滅の法灯
延暦寺の総本堂・根本中堂には1,200年の間一度も消えたことが無い「不滅の法灯」が。その前の石段にある文殊楼は比叡山の総門の役割を果たす重要な楼門。滅罪回向の本場・阿弥陀堂では、毎日のように先祖供養の念仏回向が行われている。
比叡山延暦寺のハイキング
比叡山自体が境内という贅沢な立地条件の延暦寺。
杉木立の合間にお堂が点在する西塔では、歩くの大変!と思わず、大自然でハイキング♪の心構えが正解。
小道の奥にふと現れる静観な瑠璃堂や、木々の間から覗くと神秘的な印象を受けるにない堂。
苔の上に佇む箕淵弁財天社は、紅葉の時期にはまるで赤いじゅうたんに模様替えしたかのよう。思わずカメラでパシャリの連続。
比叡山延暦寺と弁慶のにない堂
信長の焼き討ちを唯一逃れた強運を持つ瑠璃堂。常行堂と法華堂をあわせてにない堂。で、弁慶が渡り廊下を天秤棒にして2つの堂を担いだとの伝説から「弁慶のにない堂」とも呼ばれる。
西塔拝観受付すぐ横、控えめで見逃しがちな箕淵弁財天社。
比叡山延暦寺のお昼ご飯
参拝者から寺僧まで延暦寺の胃袋を一手に担う頼もしい存在。山菜や玉子ののったそばの味わい同様、厨房のお姉さんたちもやさしい。お坊さんが出来上がりを待つ微笑ましい姿も。門前そば650円。
比叡山延暦寺はおみくじ発祥の地
延暦寺三塔のうち、最奥にある横川、親鸞、日蓮、道元など錚々たる名僧が修行した地というだけあって、ひときわ凛とした雰囲気で身が引き締まる。
元三大師堂には、日本初の「おみくじ」が。また、元三大師が夜受に変幻したものを弟子が描いた角大師の護符500円も有名。
参考になるサイト
比叡山延暦寺【日本の世界遺産】
| 比叡山延暦寺HieizanEnryakuji | |
| 大津市坂本本町 ℡077-578-0001 | |
| 拝観時間 | 8:30AM~4:30PM 西塔・横川は~4:00PM 12~2月末は9:00AM~4:00PM 西塔・横川は~3:30PM |
| 諸堂巡拝料 | 一般550円 高・中学生350円 小学生以下無料 |